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ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?-

■波動が「良い」「悪い」?


スピ系でよく聞くのが、「波動が高い(良い)」「エネルギーが悪い」「光の…」とかまあ、そういう類の言葉です。
よく聞くけれども、それが実際にどういう状態を指しているかはあまりはっきりしない…というか
陰陽としての光と闇と、概念上の「光=善きもの、闇=邪悪なもの」っていう(わりと感覚的な)対比用語がごっちゃになっててカオスなんではないかと思う。

この宇宙のすべては振動していて、それぞれの波動を持っている、というのは1で書きましたが
その物質的な振動数の差においては、良し悪しはないと私は思っています。


◇陰陽と波動の高低、あるいは軽重


宇宙がどうやって始まったのか、今生きている人からはどうしても推測になるわけですが…
科学的には、ビッグバンだったのではないかと言われています。
そして神話は国によっていろいろでしょうが、たとえば日本書紀の神代上にはこうあります。(拙書き下し訳)

 古に天地未だわかれず、陰陽分れざりしとき、渾沌(まろか)れたること鶏子(とりのこ)の如くして、溟(ほのか)にして牙(きざし)を含めり。
其れ清陽(すみあきらか)なるものは、薄靡(たなび)きて天と為り、重濁れるものは、淹帯(つつ)ゐて地と為るに及びて、精しく妙なるが合へるは摶(むらが)り易く、重濁れるが凝りたるは竭(かたま)り難し。故、天まづ成りて地のちに定まる。


はるかな昔、天と地の区別がまだなく、陰陽も分かれていなかったころ。世界は混沌としてまるで卵のように形が定まっていなかったが、自然の気が満ちて兆しを含んでいた。
軽く明るいものは上にのぼって天となり、重く濁ったものは下に積り固まって大地となった。細かく繊細なものは動きやすく、重いものは動くのに時間がかかったので、ゆえに、天がまずできて、その後に大地が定まった。

さらにこれの原典は中国の前漢(紀元前200年頃)で成立した淮南子だそうですが、ようするにむかしむかしの中国や日本で言われていたことと、前回にお話ししたビッグバンから世界を形づくる振動の話とほとんど同じなんじゃないかしらと、私は思うのですよね。

つまり、「混沌の中で軽く動くものが上にのぼって天となり、重くずっしりしたものが下に積もって地になった」ということ。
波動の軽い重いも同じような感じだと私は思います。軽い粒子は動きやすいので細かい軽い波動になりますし、重い粒子はゆっくりと動く重い波動になりますし。
瓶に水と砂と石とを入れてよーく振り、それからしばらく置いておくと、重いものから順に沈んで地層ができあがり、上の方の水は澄んできれいになりますが、まさにこんな感じをイメージしていただければいいのではないでしょうか。

こうやって物理的法則により天地ができたと仮定して、さて考えてみます。

上のほうの透明な水は善でしょうか、下のほうの濁りは悪でしょうか?
軽い砂は偉いでしょうか、重い小石はあってはならないものでしょうか?

… 違いますよね。

砂はただ軽いから地層の上にあり、水はさらに軽かったから瓶の上のほうに集まっただけ。
小石は重いから地層の下に沈んだだけですし、濁りもまた、順に自分の居場所を決めてゆくための必要な時間が経つまでは、底で色々が混ざっているというだけのことでしょう。
不純物が入っていないという点で、飲料水として使うなら「透明な上澄み水は善」なのでしょうが、別に水は誰かに飲まれるためだけに存在するわけではありませんし
何かを溶かし込み運ぶ、最高の溶媒としての水を見るならば、濁っているほうが良いという場合だってあるでしょう。

ですから「重い軽い」「上下」に、それぞれの役割としての区別以外の意味はないと私は思うのです。
「粗い細かい(微細・繊細)」も同じ。
エネルギー量という意味で、「大きい小さい」の差も当然もあるでしょうが、単純にでかければ偉いかっていうとそうでもないですしねえ。。

光と闇でいったら、闇は当然粒子が重いので下の方担当になるわけで。自然、重さや濁り、粗さというものを含んでいて、そういうものを忌避する目からは悪いものって言われていたりします。
ここらへんが混乱する原因のひとつかなとも思うのですが。

光がアクティブ(粒子の動きが活発)、闇がインアクティブ(粒子の動きが重い)。
ですが、それが必ずしも直接善悪に結びつくわけじゃないというのは、今見てきた通りですね^^


◇判断の基準


光と闇、重い軽いに差がないからといって、何でも安全か、っていうとそうでもありません。
やっぱりこれで、警戒したほうが良いよ、ってものはあるわけで。じゃあどこでそれを判断するかといいますと…
そのものの指向性によってかな、と私は思うのです。

相手の存在を尊重し応援しようとするか。 
相手の存在を攻撃しコントロールしようとするか。 


…かなあと。
それは、光でも闇でも、です。
これを端的にどう表現するかにまだ悩んでたりするのですが、まあとりあえずとして、十字線でわけた四象限に表してみたのがこちら。

光と闇


水平にひかれた線より上が光、下が闇。
垂直にひかれた線より右が相手を尊重する、左が相手を攻撃する、になっています。
(左右は適当です。また画像の下手さはお許し下さい…涙)

つまり、光にも闇にもそれぞれ中に2種類あって、全部で4象限があるのじゃないか?というのが私の考えです。

左右の差は何か、というのはずっと考え続けてきたことで、「やさしい/荒れた」かな?とか思ったりもしたのですが、
相手に対して「尊重する/攻撃する」かで分かれるのじゃないか… というのが、ここ最近思うところ。
「肯定的/否定的」でもいいかなぁ…。

例えば光を名乗ったり、どんなに正しいことを言っていたとしても、「自分は正しい、お前は間違ってる」というのを周りに押しつけようとしたら、それはやっぱり違うのじゃないかなーと思いますし、
逆に、たとえ最初に間違っていても、相手を尊重して、相手の考えもうなずいて聞く姿勢があるなら、それはいくらでも変われる余地があるということで。相手もほっとするし、お互いにだんだんと良い方向に流れてゆくのじゃないだろうかと思うのです。

そしてこの「相手」は、自分自身も含むのだろうな、と。
自分だけを大事に相手を攻撃したり利用しようとしてもダメだし、自分を卑下して殺そうとしながら相手ばかり立ててもダメだし。


自らも相手もともに尊重してみちびく光であるか。
自らも相手もともに大切に抱きしめる闇であるか。



基準はそこではないだろうか? と私は思います。
鋭すぎる光は、たとえ正しくても痛くて触れられないこともありますし、
重さや濁り、粗さを含む闇は、つまりそういうものを持っていても「許してもらえる」場所でもあるのです。

そして、自らも相手もともに尊重してみちびく光は、相手も自分もそっと抱きしめるでしょうし
自らも相手もともに大切に抱きしめる闇に癒されたとき、その人は自然にみちびきを見つけるでしょう。

さらに言えば、「相手を攻撃する光や闇」には警戒したほうがいいかもと言いましたけれど
それが自分の中にあるのを見つけた場合には、逆に自分を解放してゆくための鍵が隠れている、大事な部分でもあります。
強すぎる「怒り」の奥には、まだ癒えていない「傷」が隠れていることが多いのです。
その傷を知ってほしくて、つらくて治したくて、傷ついた誰かは吼えているのかもしれません。
あるいは寂しい誰かが泣いているのかもしれません。

こうなってくると、明るかろうが暗かろうが善悪じゃなくそういう性質の差であって、しかもそれは細かく混ざりあってるうえに、どうも陰から陽が、陽から陰が生まれてぐるぐるしてるみたいだな、と自分もぐるっと回って思うわけですが…
それがまさに、「陰陽理論」ってやつの真髄かと思われます 笑


陰と陽、そのものに善悪はありません。
それはめぐる車輪とバランスの約束事。

自分や相手を、自分や相手をとりまく周囲や環境を、大切に扱うか、蔑ろにするか?

ポイントはそこにあるような気がします。








つづく




 ☆ゲリラ開催☆ 1/27~2/2 ~月の虹~ REF一斉ヒーリング

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うんうん 

今まで私は自分の基準で、善し悪しを判断してきました。でも今はそんな判断は無駄な事に気付き「分けなくてもどうでもいいじゃん」のスタンスにかわりました。
例えば私の事を嫌いなご近所サン。嫌われたなら、私は好き返しちゃえ~ってね(^_^)嫌ったり怒ったりってエネルギーいりますよね。なら穏やかに暮らした方が断然楽。心でわかるまでに15年以上かかりました(^-^;
  • posted by とくちゃん 
  • URL 
  • 2014.01/29 15:12分 
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Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

わかりやすかった…( ゚Д゚)
相手にするように自分に、自分にするように相手に。とは言っても
自分と相手は「違う人」で、「同じ人」。
これの整理がうまくつけられなくて、
良かれと思ってとか、これは余計なお世話と思うからとか…諸々。

ややこしや~めんどくさいわっ!てなったりもして
勝手に疲弊する悪循環とか(T_T)

>自分や相手を、自分や相手をとりまく周囲や環境を、大切に扱うか、蔑ろにするか?
>ポイントはそこにあるような気がします。

本当にそう思います。気をつけようと思います。ありがとうございます。

自分と向き合うというか、自覚を持つ(持とうとする)事
自分を育てる?ようなことが大事なのかも~と。

ありがとうございます。
次回もあると良いなぁ…楽しみにしております(*'ω'*)

  • posted by clematis 
  • URL 
  • 2014.01/29 19:48分 
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Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

無理がなくって好きです。すーっと入ってきました。日本書紀の神代上のところ、わたしも、この間先代旧事本紀大成経という本でちょうど抜粋を読んだとこでした。二つに決めつけない、こういう感覚は日本人に生まれてよかったなーと思うところです。
  • posted by フォーレル 
  • URL 
  • 2014.01/29 23:20分 
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Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

なんというわかりやすさ…ありがとうございます。なむなむ(拝)


先日、石井ゆかりさんの親鸞を読み
(その本を読む機会も、さらにその前の出来事からつながっていたんですが…
善悪ってなあに?みたいなことがあって。)

その中でスピとは少し違うと思いますが
善悪についてのお話も出てきて、すごく勉強になり
これもアレですね…などとひとり思っていたので

今、さらにキター!とどきどきしております。うふふ。


立春前だからなのかなあとか、今日は旧暦の大みそかだからだろうかとか…
わからないですが(爆)

そうかもしれないと思うと
何か自分よりずーっと大きなものを感じて
肩の荷が下りて、深刻になりすぎていたのがばかばかしく
(いい意味でですよw あっはっはみたいな^^)ホッとしますた~。

今回のお話も、いや違う!っていう人もいると思うのですが
私はこういう捉え方が合うみたいで(当社比)すごく参考になりました。

このヒーリングについてのお話シリーズは印刷して手帳に挟もうと思います。
さて次は何が来ちゃうのかな…どきどき←
  • posted by みずえ 
  • URL 
  • 2014.01/30 13:59分 
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Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

わかりやすくありがとうございます。
今はいろんな情報がありすぎてわかりにくくなってるかもしれませんね。
スピリチュアルなことを知らない私には分類は必要ないです。
あるのはただ楽で心地よいかどうかだけ。
命あるものは絶えず揺り動いてるんだから赤が心地よいときもあれば青が心地よいときもあるのが普通。
そこに優劣も善悪もないっしょーと。
シンプルなことだと思います。
  • posted by 翡翠☆ 
  • URL 
  • 2014.01/30 14:55分 
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Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

なるほど~~~。
本当にいつも素敵な文章を書かれるなぁ・・・と今回も感動させられました。
曖昧だったところをうまく補完してくださったようで、とてもわかりやすかったです。
私の基準は「痛いか・痛くないか」「気持ち悪いか・安心するか」だけでしたからw
そういった直感も大切なのでしょうけれど、闇だから悪い怖いというものではないことを知れてこれから感じ方も変わってくるような気がします。
ありがとうございました!!
  • posted by まぁ333 
  • URL 
  • 2014.01/30 18:01分 
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Re: Re: ヒーリングとは 2 -波動の良し悪し?- 

>とくちゃんさん
そうなのですよね~。嫌ったり怒ったりって、とても疲れることだと思うのです。
知っていてもそれに溺れてしまうこともあって、まあそれはそれで三次元の醍醐味ってやつか?と思ったりもするのですけどw
らくに、気持ちよく過ごせたらいいですよね^^



>clematisさん
わーい良かったです! ありがとうございます~♪
区別をどこでつけるべきか?ってずーーーーっと考えていたのですけれども。
今のところ、傷つけるかどうか、というところで漂っておりますw



>フォーレルさん
ありがとうございます♪
片方が完璧に善で片方が完璧に悪、そんなふうにわかりやすいことは、現実にはあんまりないと思うのです。
私も、陰陽の相としてみる方がしっくりくる性質ですので
日本に生まれてよかったなあと思いますw



>みずえさん
ありがとうございます~♪
次の「次元について」はいかがでしたか?(どきどき ←
思っていること、考えてきたことを、うまく言葉にまとめてゆけたらいいなあと思います^^



>翡翠☆さん
そうですね、直観で楽にゆければ、それが一番いいのかなと思います。
ただ私なんかは揺れがわりと大きいタイプで、うっかりすると「自虐が快感」みたいな罠にはまることがあるので←
そんな時に、基準にできる理論を持っていたいなあと思っています^^



>まぁ333さん
わぁ、ありがとうございます! (照れ
そうですね、直観でゆけたらいいのだと思いますが、理論も考えておくと倒れにくくなるというかw
肉体と精神などのように、直観と理論も両輪なのかな~と思いますです。

  • posted by さつきのひかり 
  • URL 
  • 2014.02/07 15:58分 
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